にぎわう旧暦の八月

写真は、令和元年九月六日に行われた龍郷町秋名集落行事のショチョガマです。 日の出とともに行事がスタートします。


九月も中旬です。皆さんはどのようにお過ごしでしょうか? ここ、奄美大島では、旧暦(月の満ち欠けを中心とした数え)の八月を迎え、

旧暦の八月に行われる行事が各地で開催されました。 一層、にぎやかな日夜を迎えている奄美大島です。

龍郷町では400年以上前から続く「秋名アラセツ行事(ショチョガマ・平瀬マンカイ(国指定国指定重要無形民俗文化財)」が行われました。笠利町の各集落ではアラセツ・シバサシをはじめとして他の集落でも八月踊りが行われるようになります。




今年の九月六日(旧暦:八月八日)には、"旧暦八月最初の丙の日をもって新たにする"という意味(新節)があり、新米で作ったミキ(サツマイモと米の発酵飲料)と赤飯を供えて先祖や神々に感謝し、集落民の無病息災や豊年を願うそうです。

(写真はサンゴで赤飯を挟んだお供え物)


開催期間中は、見学や踊りの輪の中に入り集落行事の体験をすることもできますよ。

ただ、観光のために行なっている行事ではなく、集落のための行事ですので、マナーや習慣などを

ぜひ事前にフロントで確認されてからご参加されると心配が少なくていいですね!


ちょっとわざわざ集落まで出向いて参加するのが難しい、と思う方もいるでしょうが、ぜひ、そういう方も参加しやすいのが、ネストアット奄美ビーチヴィラも八月踊りの会場となる、十月二十六日の、

“種下ろし”といわれる豊年祭にご参加いただけます!芦徳集落の方々と一緒に、ぜひ八月踊り体験をしてみませんか?