泥染め


1300年以上の歴史がある奄美大島特有の染色方法で、

島内に自生する”テーチ木”という低木常緑樹から作られた染料で染めた後に、泥田に浸す作業を繰り返す手法。


先染め・手織りを基本とし、完成までの工程の多さや織りの緻密さ・美しさなどから「着物の女王」と称される本場大島紬もこの「泥染め」という手法で絹糸を染め、手織りでつくられる日本の伝統的工芸品。


当レストランのスタッフが着用するエプロンも金井工芸さんにご協力頂き、”奄美色”に生まれ変わりました。


“泥染め”は奄美大島の自然を利用した染色方法。


しかも、煮出した後の”テーチ木”のチップは薪にして、燃えた後の木灰は”陶芸の釉薬”や”藍染の灰汁”にしたり、地元のお菓子屋さんが引き取って”あく巻き(鹿児島の郷土菓子)”に使ったりと、ゴミはまったく出ないエコなサイクル。


皆様も奄美にいらっしゃった際は泥染め体験で奄美の文化に触れてみてはいかがでしょうか?


金井工芸

鹿児島県大島郡龍郷町戸口2205-1

(有)金井工芸

TEL/FAX